薬はデリケートなので、保管はもちろん、服用にもいろいろ注意事項があることをご存じですか?今回は、全ての薬に通用する薬の扱い方を解説していきます!%3Ciframe%20width%3D%22560%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FsCfs1NdyxAE%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E保管場所はどこがベスト?薬に悪影響を及ぼす要素としては、空気、湿気、熱、光が挙げられます。これらを避けるには、どのように保管するのがいいでしょうか。まず何より大切なのは、薬のケースの蓋をキチンと閉めること。長時間、空気に触れると薬が酸化し、品質低下につながります。また、子供の手に届かない、涼しく乾燥した場所(15度から25度程度の室温で直射日光の当たらないところ)に保管することも重要です。ストーブ、シンク、その他の高温の電化製品の近くは避け、収納ボックス、棚、クローゼットなどに収納することを推奨します。また、浴室に設置してある収納棚に薬を保管することは避けましょう。シャワー、浴槽、洗い場からの熱や湿気の影響を受けて効力が弱くなり、有効期限が切れる前に品質劣化する可能性があります。効力が弱くなるだけでなく、身体に有害な物質に変化している可能性もあります。錠剤やカプセルは、熱や湿気によって簡単に変性します。例えばアスピリンの錠剤は、熱や湿気によってサリチル酸及び酢に加水分解し、胃を刺激する物質に変性してしまいます。薬は、有効期限が切れていなくても、ひびが入って欠けている、色、質感、匂いが変化している場合は、服用を控えましょう。また、期限切れの薬は、効力がないだけでなく、副作用が出る場合があるので、絶対に服用しないでください。危険すぎる薬の使い方・勝手に流用余ってしまった薬や有効期限が切れそうな薬を医師の同意なしに他人に譲ったり、服用させたりすることは避けましょう。医師は、患者の症状に合わせて量や種類を調整し、薬を処方しています。治療効果が得られないだけでなく、健康被害を及ぼす可能性もあるので絶対にやめましょう。危険すぎる薬の使い方・勝手に改造独断で、錠剤を二つに割ったり、カプセルを開けて粉末を食べ物や飲み物と混ぜて服用したりすることは控えましょう。表面にコーティングがしてある場合は、割って飲むことで性質が変わり、効果が落ちてしまう場合があります。苦みや大きさが気になる場合は、まずは医師や薬剤師に相談してみましょう。まとめいかがでしたか。薬の効き目を最大限に発揮させるために、薬は正しく扱うようにしましょう。わからないことがあれば、医師や薬剤師に遠慮なく尋ねることが大切です。監修コンシェルクリニックグループ代表日本抗加齢医学会 専門医小谷 航(こたに わたる)現在は全国10院で各種専門医が協力して顎顔面領域に特化した医療を展開しております。治療のコンセプトはアンチエイジング、究極の予防を標榜しております。アンチエイジングの考え方のもと、皆様と一緒に長い人生を歩んでいければと考えております。よろしくお願いいたします。