メスを使わずに手軽にリフトアップできる「ハイフ」という施術について今回はご紹介していきます!ハイフとはHigh Intensity Focused Ultrasoundの略称で、「高密度焦点式超音波治療」のことをいいます。高濃度の超音波エネルギーによる“切らないリフトアップ”としてとても高い人気があります。仕組みとしては、SMAS筋膜という皮下組織をターゲットに超音波を照射し、それによって生じる熱で細胞や皮下組織に傷をつくり、傷が治る過程で組織を活性化させることで引き締めを行います。これによりフェイスラインのたるみを引き締めたり、身体の脂肪の大きさを小さくすることができるのです。特にハイフには5つの効果があると言われています。①目元やまぶた、ほうれい線のたるみを改善できる②フェイスラインを改善することで小顔効果を得られる③お腹痩せや二の腕、その他様々な箇所の部分痩せが期待できる④毛穴を引き締める効果がある⑤ハリがあって保湿力の高い肌へ肌質改善できるなどの効果が期待できます。では、そんなハイフのメリットとデメリットについて見ていきましょう。ハイフのメリットとデメリットメリット①治療時間が短い施術時間は1時間〜1時間半ほどと短く、忙しい人でも気軽に行うことができます。②ダウンタイムが短いダウンタイムとは施術後の回復時間のことです。主に腫れや赤み、痛みなどの症状がありますが、ハイフは皮膚を切らないのでダウンタイムがほとんどありません。軽度の赤みや痛みなども数日で落ち着き、肌に傷がつかないので施術後にメイクすることも可能です。③リバウンドしないハイフの照射では脂肪細胞そのものを破壊します。脂肪細胞は一度破壊さらると再び増殖することはないので、リバウンドしにくくなります。デメリット①一時的に肌に赤みや腫れが出ることがある施術後は超音波による刺激で肌表面が敏感になり一時的に肌が乾燥し、赤みが出ることがあります。医師の指導に合わせて保湿ケアや紫外線ケアを行うことが大切です。また、ハイフはダウンタイムが短い治療ですが人によって腫れが目立ってしまう場合もあります。②やけどや水膨れが起こることがある施術中は熱エネルギーを発生させるため、照射出力が強すぎた場合などにはやけどや水膨れが起きてしまう可能性があります。やけどや水膨れが起きてしまうと時間が経ってから色素沈着してしまうこともあるため、担当の先生と相談して適切な出力で照射することが大切です。③ハイフを受けられない場合がある・ペースメーカーが入っている方・妊娠中の方・施術部位に傷跡がある方・出血性疾患、ケロイド体質の方・美容医療の治療を受けた方、これから受ける方その他に体調や肌の状態によってハイフを受けられない場合があります。クリニックでしっかりとカウンセリングを受けてから施術を決めることが大切です。ハイフの治療頻度施術を定期的に受ける場合には、大体3ヶ月から半年に1度が目安となります。効果は施術直後から感じる方もいれば、時間が経って徐々に感じる方もいるので短期間な何度も施術すればよいというものではありません。また、脂肪の付き方や施術を受ける部位によっても間隔は変わってくるので、担当の先生と相談して施術間隔を決めましょう。治療後に起こる副反応①紫外線の影響を受けやすくなる施術後は肌が乾燥しやすいので、とても紫外線を吸収しやすくなります。そのため、施術後は日焼け止めを塗り、化粧水などでしっかりと保湿することが大切です。②赤みや腫れがでることがある施術後に人によっては赤みや腫れが出る場合があります。特に顔まわりの脂肪が多い方や照射する出力が強いと腫れやすくなります。このようにハイフは様々なメリットとデメリットがあります。それらをしっかりと把握してから治療に臨むようにしましょう。また、より多くの脂肪を落としたいとお考えの方は、脂肪吸引という方法も良いかもしれません。気になる方はこちらの記事をご覧ください。脂肪吸引で理想のボディラインに!脂肪吸引のメリットとデメリットを解説します!監修id美容クリニック大和田 朋美(おおわだ ともみ)