最近は寒暖差が激しくて、風邪を引きやすいこの季節。食生活が偏ったりしていませんか? 生活習慣が偏ってしまうと、口内環境も悪化しかねません。口内環境の悪化がドミノ倒しと同じように関係ないと思えるところまで、あっという間に不調は広がっていくものなんです。今回は、身体にいい食べ物とその食べ方について紹介していきます。%3Ciframe%20width%3D%22560%22%20height%3D%22315%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fembed%2FP0HGn-iTseE%22%20title%3D%22YouTube%20video%20player%22%20frameborder%3D%220%22%20allow%3D%22accelerometer%3B%20autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20gyroscope%3B%20picture-in-picture%3B%20web-share%22%20allowfullscreen%3D%22%22%3E%3C%2Fiframe%3E身体によいものを食べよう日々の健康を維持するためには、毎日の食事がなによりも大切です。食べたものの栄養が、私たちの身体をつくり上げているのですから、軽視することはできません。毎日の食生活で取り入れるべき、老化防止に良い食べ物、免疫力を高める食べ物、元気が出る食べ物を紹介します。老化防止につながる食べもの老化防止に効果がある栄養素としては、タンパク質がまずあげられます。タンパク質は炭水化物、脂質に並んで三大栄養素と呼ばれているように、重要なエネルギー源です。このタンパク質を適切な量とることによって、筋肉や髪、肌が補修されていきます。良質なタンパク質を取るためには、動物性タンパク質を含む肉、魚、卵がおすすめです。カロリーが気になる方は鳥のささみ肉や、白身魚を選択するのもよいでしょう。次に、酸化、糖化の防止です。身体は自然と酸化していき錆びつき、肌にシミやくすみが増えていきます。糖化とは、身体の中でタンパク質と摂りすぎた糖が結びつき、老化物質が生まれ、動脈硬化などが起きやすくなることを言います。この酸化、糖化を抑えるには抗酸化ビタミンを持った野菜が効果的です。トマトやにんじんはその代表例ともいえるでしょう。βカロテンやリコピンが抗酸化ビタミンに該当します。ほかにも、ビタミンA:ほうれん草、モロヘイヤ、春菊などビタミンC:緑黄色野菜全般ビタミンE:アーモンド、ナッツ類、かぼちゃなどは抗酸化ビタミンとして有名です。厚生労働省では、1日に350g以上の野菜を摂取することを推奨しています。割と取らなくてはいけない量が多いな、と思われるかもしれませんが、火を通せばカサも減るのでおすすめです。また、忙しい方は、いわゆる「プロテイン」をサプリメントとして飲むことにより、効率よくタンパク質を摂取することもできます。発酵食品やプロポリスなども老化防止におすすめですよ。免疫力を高める体調を崩したり、風邪を引かないためには免疫力を高めていく必要があります。免疫力を高めるには、身体を温めることが実は重要です。体温をつくっているのは筋肉。筋肉をつきやすい栄養をとることが免疫力を上げることにもつながるのです。筋肉をつけるには、先ほども上がったタンパク質が有効です。赤身肉や魚、卵は積極的に摂るようにしましょう。煮干しや干しえびなどの小魚も食べやすくておすすめです。他にも白米ではなく、玄米や胚芽米にするという選択肢もあるでしょう。白米に比べ、タンパク質、ビタミン、ミネラルを多く含んでいるのが玄米や胚芽米です。他には、筋肉量の増加、体脂肪の現象などの効果を期待できるアルギニン酸や血糖コントロールをするマグネシウム、必須ミネラルのひとつで体内生成されない亜鉛を含んでいる海藻類も免疫力を高めるのにおすすめできるといえます。また、先ほどあげたビタミン類も免疫力を高める効果があります。ビタミンC:白血球の働きを強化するビタミンE:血行を促す基礎的な効力強化ビタミンA:体内の粘膜を正常に働かせるやはり野菜も免疫力を高めるために重要だということがわかりますね。元気が出る食べ物なんだか起きると怠い。元気がでないなと感じる。そんな方はぜひ、元気が出る食べ物を摂ってみてください。元気を出すためには、常日頃の疲労を回復しなくてはいけません。そんな時に効果的なのが以下の栄養素です。ビタミンB1:豚肉、うなぎ、ナッツ、玄米、大豆などビタミンB2:レバーやハツなどカルシウム:乳製品、小魚など鉄:赤身肉、レバー、あさり等の貝類などクエン酸:梅干しやレモンなどこれらはそれぞれの働きで、体全体を修復し疲れを取るような役割を果たしてくれます。しかし摂れば摂るほど疲労が取れるかというと、そういうわけではありません。何事もそうですが適切な量の摂取ができるように心がけましょう。他にも、キムチなどで使われる唐辛子の辛味の成分、カプサイシンは、食欲が落ちてしまった時に有効です。疲れているからと、食べないでいることが一番危険です。食欲がない時こそこうしたもので食欲を増進させてみましょう。よく噛んで食べることが大事最も大事なことは食事内容ですが、それに並んで大事だとも言えるのが、その食べ方についてです。漫然とテレビやスマートフォンを見ながらダラダラ食事をしたりしてはいけません。食事が長引くほど、口内環境は虫歯になりやすい状況になってしまうのです。なるべく急いで食べるべきか、というとそうでもありません。最も大切なことは「よく噛んで食べる」ことです。口は胃腸と同じで消化器官と言えます。口の中で食べ物を細かくし、唾液の働きで栄養素を消化します。この役割を果たせないまま、次の胃腸に食べ物を送ってしまうと、胃腸は大きな負担を強いられることになるのです。よく噛むことで、満腹中枢が刺激され食べ過ぎ防止にもなります。その他にも様々な利点があります。食べる食事内容も重要ですが、ぜひその食べ方にも気を遣って日々の食生活を楽しんでください。まとめいかがだったでしょうか。まとめると、・老化防止には肌を治す良質なタンパク質と酸化、糖化防止を上げる食べ物→肉、魚、卵、野菜類、ナッツなど・免疫力を高めるには、筋肉をつける食べ物や免疫を上げる効果のある食べ物→赤身肉、魚、卵、玄米、海藻類、野菜類など・元気が出るためには、疲労回復する食べ物→豚肉やうなぎ、ナッツ、玄米、大豆、乳製品、小魚、梅干しやレモンなどがおすすめできます。以上を見てみると、共通して登場する栄養素や食べ物が多くあることがわかります。日々の食事において、バランス良く肉や魚、野菜を摂ることは大切なことだと分かりますね。野菜を積極的に摂るような食事を日々心がけるようにしてみてくださいね。監修コンシェルクリニックグループ代表日本抗加齢医学会 専門医小谷 航(こたに わたる)現在は全国10院で各種専門医が協力して顎顔面領域に特化した医療を展開しております。治療のコンセプトはアンチエイジング、究極の予防を標榜しております。アンチエイジングの考え方のもと、皆様と一緒に長い人生を歩んでいければと考えております。よろしくお願いいたします。